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本書の出版意図と、本に込めた想い

本書を出版した意図と、本書に込めた想い、収め護身術が目指す世の中について

お伝えさせて頂きます。

 

 

意図その②: 離職対策ノウハウ提供による医療と介護制度の安定維持!
 医療や介護現場現場では、離職者が相次ぎ慢性的な人で不足で施設を建てても稼働でき無いケースも多く、このままでは、制度そのものが崩壊して近い将来、介護難民で溢れると予測されています。

 出版意図その2は、本メソッドを離職対策に繋げて日本の医療と介護の安定維持し、老後の豊かな暮らしつくりに寄与することです。その手段として本書では、①:暴力への恐れ ②:職場のギスギスした暗い雰囲気 ③:腰痛の悪化などの健康上の悩み、これら、3つの離職原因に繋がる棘を抜き去るノウハウをお渡しさせて頂きます。

 

意図その③: 聖職現場に護身法を根付かせる文化の創造
 医療や介護現場現場、そして、教育など所謂聖職の現場では長きに渡り、頻発する暴力に悩まされてきましたが、身体的弱者や生徒に向けた護身術の発想は、社会的コンプライアンスが得られないとして、導入だけで無く、メソッドそのものも開発されてきませんでした。

​ その為、多くのスタッフや教員が大きな憂いとストレスを抱えながらの激務の末に、休職や離職に追い込まれるケースが後を絶たないのですが、昨今、その状況が一層深刻化しているのです。 意図その3は、従来導入がタブー視されてきた聖職現場に社会的コンプライアンスの壁を乗り越えて、護身メソッドを普及させてスタッフや教師が抱えてきた心の憂いを軽くすることです。

 

意図その①: 社会全体の共有財産になる護身メソッドを後生に残す
 もし、家族が認知症になって施設に入所させる事が叶わず、親兄弟、あるいは、夫や妻から日常的な暴力の恐怖の憂いを抱えている。あるいは、介(看)護や教職など所謂聖職と呼ばれる職に就いたが、予想もしなかった身体的弱者からの暴力問題に直面した時、私達はどのように対処したらいいのだろうか!?

 実は、不幸なことに、私達人間はこれまでに、その問いに応えるマニュアルを共有できていないのです。私が、本書に込めた想いその1は、人々を幸せに誘い社会全体共通の財産となる、護身プログラムを世の中に広めて後生に残すことです。 

 

意図その⑤: 人材(講師)育成による、明るい、幸せな社会作り
 収め護身術の初級者向けテクニックは、本書や付帯する動画サポートだけでも十分にスキルを習得して頂ける仕組みが出来上がっていますが、やはり、通常の武術のように確かなスキルを持つ先生の元でステップアップを目指しながら向き合うのが理想です。
 

 

 そこで私が代表を務める総合療術協会では、若者の働き方支援や定年退職後の第2の人生サポート等を兼ねて本メソッドを広めて社会全体を良い方向に誘うお手伝いをして頂ける講師の育成事業を行っております。本書に込めた想いその5は、人育てによる社会貢献です。 

 

 

意図その⑥: 制するのでは無く収める護身術を.日本発の文化として世界に発信
 身体的弱者に対する護身プログラムは、我が国だけで無く世界共通のテーマであることは当然ですが、調べた結果、古今東西に於いて認知共有された例は見つかりませんでした。

 

 本メソッドは、沖縄から本土に渡り、やがて世界中に普及して2020年にはオリンピックの正式種目にも採用された空手のように、世界中のスタンダードメソッドになる価値を十分に満たしていると自負しております。 本書出版意図その6は、収め護身術を新たな日本生まれの文化として世界中に普及させて、〝収め護身術〟を、世界の共通語として根付かせる事であります。

 

意図その④: 介護虐待が起きない、看過されない社会の創造
 医療や介護の現場で起きる暴力の問題は、ひ弱な女性スタッフが力の強い男性利用者などからの暴力が深刻な問題であることは言うまでもありませんが、実は、力の強い男性スタッフなどが、暴力への憂いでストレス蓄積、あるいは、叩かれた瞬間に我を忘れて過剰な防御行為に及ぶ、所謂介護虐待も大きな問題であります。

 しかしながら、これまでこの大問題は、ある程度仕方が無いことと看過されてきました。何故か?、理由は明白、やはり対処マニュアルが世の中に共有されてこなかったのです。​ 本書の目指す世の中その4は、介護虐待が起きない社会です。

 

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