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 収め流/ハラスメント対策プログラム実践セオリー 

本法に出会った福祉職の皆様がより有効的に活用する為のお約束についてまとめました。

業界全体の平安に繋がる重要なポイントですのでぜひしっかりお読み下さい。

セオリー①: 基本の考え方を心に留め置く
 本法の根幹を成す考え方は、急増する利用者からのスタッフに対する暴力が発生した時に介護する人される人双方が、痛い思いや怪我、あるいは、アザを残すこと無く優しく収め鎮める事にあります。

 そこで、本法の第一実践セオリーは、いわゆる世間一般がイメージする武術的な護身の技とは一線を画す、ハラスメント起因の介護トラブルの発生リスクを軽減、悪化させない為の〝介護技術である〟ことを常に意識する事にあります。

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セオリー②: 双方に優しい介護所作を身体に覚え込ませる。
 本法を身に付ける第一の目的は、実際に急増している利用者からのスタッフに対する暴力が発生した時怪我やアザのリスクを軽減する自然な身のこなしを覚え込ませる事であります。

 その手段として、簡単なポイントを押さえるだけで自然に、例えば、怪我リスクの高い骨と骨がぶつかる動きを避ける所作を身体に覚え込ませます。

 

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セオリー③: 優しい収めに繋がるオノペットに合わせる
 本法では優しい介護所作を身体に覚え込ませる手段として、〝ふわり〟と〝クルリンチョ〟の耳につくワードに合わせながら行ないます。

 そうすることで、ハラスメントに対する防御行動が優しくなるだけで無く、車椅子移乗など介護の所作全般が優しく丁寧になる効果が期待出来ます。

 

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セオリー④:習得が優しく安全なレベル1から初め、徐々にレベルを上げる
 実施セオリーその2は、いきなり全てのテクニックを駆使するのではなく、熟練度によって実施レベルを上げて行くことです。

 

当初は、習得が簡単で、相手に怪我をさせたり過度に驚かせるリスクが引くいテクニックからスタートして、トレーニングを積みながら徐々にレベルを上げるようにしましょう。

レベルの目安は、以下の通りです。

 睡眠不足や、疲労、体調不良などで注意力が散漫になって、肘を強く極めてしまったり、もつれて転んでしまうような不可抗力のことも起るかも知れません。もし、そのような時に、福祉護身法を推奨した会社や、施設の仲間などに責任を転嫁する様なことがあれば、本末転倒になってしまう事でしょう。

 福祉護身法を身につける事による暴力への対策は、あくまでも双方のリスクを軽減する事が限界です。したがって、不慮の事故は起るものと認識し、万一起ってしまった場合は、1人で抱え込む事はありませんが、周囲に責任を転嫁しないこと。それが、本護身法を行なう上での第一番目の約束事です。

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セオリー⑤: 反復トレーニングを継続する
 実施セオリーその3は、反復トレーニングを継続する事です。いざと言う時に、正しく行使する為には、あらゆる武術やスポーツがそうであるように反復練習を継続することが最良の手段です。本サイトにアップされているセルレッスン動画を参考に、通勤中の電車やデスクワークの合間にチョコチョコ、あるいは同僚などとペアを組んで練習しましょう。

​ また、朝の朝礼などで運動を兼ねて1分間練習をしたり、週に1回介護に負けない身体つくりのサークルを開催してその中で10分ほどのおさらいタイムをもうけるのもグッドです。稽古は人を裏切らない、継続は力なりです

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